アライグマ、ハクビシン、イノシシといった動物被害が急増してきたため、加須市は9月議会で「害獣対策費」を大幅に増額した。

 市によるとアライグマ、ハクビシン対策費は今年度当初予算で前年度比1.3倍の583万円を計上したものの、今年4月~6月だけでアライグマの捕獲は対前年同月と比べると73頭増の207頭に、ハクビシンも44頭増の59頭に増えるなど、当初見込みを大幅に上回っている。このため9月議会に更なる対策費として補正予算として321万9,000円を計上、合計904万9,000円にすることが認められた。

またイノシシの出没だが、わたらせ遊水地内や渡良瀬川右岸での目撃が急増している。住宅地でのフェンスの破損や車両への衝突などの被害が報告されている。このため箱わな、監視カメラ、イノシシ忌避剤などの備品購入を含め、対策費として当初予算13万3,000円を加算した75万5,000円とする増額案を提示、議会から了承された。

記事:農事新聞2024年11月1日号

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