紙面にはスペースの関係上掲載することが叶いませんでしたが、編集部が取材した内容を「農時新聞こぼれ記事」として掲載いたします。
本誌同様にお楽しみいただけたら幸いです。
- 力士参加の餅つき大会 約300人が参加
- 2月2日「節分会」 総願寺 豊昇龍、デヴィ夫人ら著名人も参加
- 若きアーティストの芸の饗宴 5組が得意な芸を披露
- 今年もやります!「田んぼ運動会」
- 加須第一・四保育園 4月入所児の募集開始
力士参加の餅つき大会 約300人が参加
日本の古き良き伝統を後世に残していこうと、年末、加須市の農家・誠農社が恒例の餅つき大会を開催した。
同社の餅つきの特徴は大相撲の〝力水〟に倣って、来場者の元気を祈願してお相撲さんに餅つきを行ってもらうこと。5回目の今回は八角部屋から北勝栄(三段目)、北勝泉(序二段)の力士が参加、同社が用意したもち米40㎏を1時間半余りで250人分をつきあげた。つきあげたお餅は同社スタッフがあんこや大根からみ餅にして来場者に振舞っていた。
またメインイベント終了後はお相撲さんとの対戦できる「誠農社場所」を開催。小学生を中心に2人のお相撲さんに突進する光景に会場から「頑張れ!」「もっと押せ!」などの歓声があがっていた。
2月2日「節分会」 総願寺
豊昇龍、デヴィ夫人ら著名人も参加
加須市内の不動ヶ岡不動総願寺で2月2日「節分会 大護摩供鬼追い豆まき式」が行われる。
12時、16時、20時30分の3回。今年も豊昇龍、デヴィ夫人、西岡徳馬など多数の著名人が来訪する予定。
同寺の節分会は400年前から続く関東有数の行事。
長さ3m、重さ約30㎏の大松明を掲げた赤鬼を先頭に青・黄鬼がお堂を荒々しく駆け巡るのが最大の見所。
若きアーティストの芸の饗宴
5組が得意な芸を披露
加須市在住の声楽家やミュージシャン、芸人に発表の場を与えようと加須市民団体・まちづくりネットワーク・かぞが主催する「加須祭~若きアーティストの饗宴~」が年末にパスタラルかぞで開かれた。
4回目の今回は声楽家・入江茉奈さん、ロックミュージュシャン・洸太郎さん、チアダンス・K―Z CHEER、ミュージカルトリオかぞ高塚友香・亮さん、山田麻友美さん、大衆演劇芸人・大宮恵さんの5組が出演。約300席の小ホールに詰めかけた市民にお得意の芸を披露し、喝采を浴びていた。
今年もやります!「田んぼ運動会」
誠農社 春には参加者の募集開始
田植え前の水田に水を満々と張って、そこを思い切って走ってもらうイベント「田んぼでGO!」が今年も5月中旬に開催することが決まった。主催する加須市の農家・誠農社ではこのイベントを後援する加須市と現在詰の協議を行っているが、近々参加者を募集することにしている。
コメどころ埼玉一の加須市のPR、まちの活性化の一環として始まったこのイベントはその面白さもあってすっかり加須市の春の風物詩となってきた。世界大会と銘打っているだけに昨年の大会にはアメリカ、ベトナム、フィリピンなど大勢の外国人も参加、総勢150人を超す賑やかな田んぼ運動会となった。
競技種目は今年も男性(中学生以上)部門、女性(中学生以上)、10~12歳部門、7~9歳部門、親子(大人&未就学児)部門の5部門。エントリー料金は1部門1,200円(参加費、イベント保険等を含む)。
同社では「爽やかな春風の中、田んぼの中で50m、100mを走ってみませんか」と参加を呼び掛けている。詳細は誠農社☎0480-53―4651へお問い合わせを。
加須第一・四保育園 4月入所児の募集開始
加須市は12月16日~2月7日まで「加須第一保育園」「加須第四保育園」に今年4月1日から入所希望の園児の募集を行っている。
同市では両保育園とも施設が築50年前後となり老朽化が顕著だったため、昨秋園児の安全確保対策を早急に推進するため「移転」という方向性を示し、新規募集を停止した。しかしこの方針に保護者が反発し、存続を求めたため、「可能な安全対策を実施し、運営を継続する」として年末に新規募集を始めた。
募集受付対象は1歳児(1歳6か月に達した翌月から)~5歳児のすべてのクラス。
詳細は加須市子ども保育課☎0480-62-1111へお問い合わせを。
記事:農事新聞編集部
写真提供:農事新聞
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