埼玉一のコメ処・加須市の田んぼが9月中旬から一斉に黄金色に輝き、あちこちの農家で稲刈りが始まった。油井ケ島地区にある誠農社の田んぼでは美田保護活動に取り組む「豊かな田んぼを守り隊」の老若男女の面々が、春に田植えした無農薬・無肥料・漢方農法米こしひかりの収穫に懸命だった。
農家の「もみ殻」
家庭菜園に最適と毎年超人気
農業の基本は「土づくり」。これにこだわり、10年以上の歳月をかけ漢方散布で肥沃な土地を作った加須の農家・誠農社が家庭菜園等で野菜づくりを楽しむ方々に、農薬・化学肥料不使用で作った「漢方農法米もみ殻燻炭」と「漢方農法米もみ殻」を今年もお裾分けすることにし、販売を開始した。
「もみ殻燻炭」は酸性になりつつある土壌をアルカリ性に戻す古来より伝わる土壌改良剤。1袋 約8kg 2,000円(税込)。
一方、「もみ殻」は保温効果や土を柔らかくする“団粒化”に抜群の効果を発揮。1袋 約7kg 1,500円(税込)。
希望者は誠農社☎0480-53-4651へご連絡を。
山菜の王様 自然薯 収穫販売へ
g売り以外「お歳暮」「お年賀」用にも対応
加須の農家・誠農社では11月に入り、〝山菜の王様〟と言われる自然薯の収穫を開始、「お歳暮やお年賀にいかがですか」と呼び掛けている。自然薯はつる性の多年草。長芋や大和芋とは全く別物で独特の粘りがある。
古来より疲労回復、食欲増進、免疫力向上、滋養強壮食として珍重されている。江戸時代には貝原益軒もその効用効果を絶賛した。同社では無農薬・無肥料でお米や無花果を栽培している一環として昨年から自然薯づくりを開始した。今年の自然薯は1m前後の良質揃い。同社では100g当たり300円(税込)で販売する予定。また同社では貴重品ともいえる自然薯を「お歳暮」や「お年賀」に使いたいとの要望にも応え、箱入りの郵送も可能としている。希望者は 誠農社 ☎0480―53―4651。
農時新聞とは
農時新聞は、農業生産法人 誠農社が発行する フリーペーパーです。
地域の振興と活性化を目的に、毎号、久喜・加須を中心に地域の話題が掲載されています。
3面には”寄せ書きトークルーム”といった投稿コーナーなど、地元に密着した地域の情報が揃います。
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久喜・加須市民だけでなく、都心から郊外に移転を考えている方にとっても良い情報源です。
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