1. 道の駅かぞわたらせとは?

道の駅かぞわたらせは埼玉県加須市北川辺、渡良瀬遊水地のほとりに位置する魅力あふれる道の駅です。JR東日本磐越・両毛線の柳生駅から徒歩10分、車では東北自動車道・加須インターから約15分のアクセスで、観光と日帰り旅に絶好の立地です。

地元農産物の直売所「かぞ市場」や手打ちそば・カレーの「さくら食堂」、焼きたてパン屋「はぁと」などが揃い、日常の生活にも旅先のワクワク感にも役立つ施設です。広大な渡良瀬遊水地の風景と「三県境」「恋人の聖地」の要素を兼ね備え、ゆったり過ごしつつ特別な体験もできるのが魅力です。

オープンの歩み

初代「きたかわべ」は2004年開設。その後2020年に「かぞわたらせ」と名称を変更し、2019年春には大規模リニューアル。遊水地を活かした眺望デッキや建物のモダン化を図り、単なる休憩所から「目的地として訪れたくなる」場所に進化しました。

基本スペック(2025年現在)

  • 営業時間:9:00〜18:00(食堂・直売所)
  • 駐車場:普通車33台+大型22台+身障者スペース完備
  • 観光案内所あり、観光施設利用の相談も可能
  • レンタサイクル・カヌーの予約受付(遊水地散策向き)

2. 絶対行くべき!観光スポット&見どころ

渡良瀬遊水地と「ハート」の絶景

広さ東京ドーム約700個分。春から秋にかけて雄大な緑、冬の焼きはじめ後にはあたたかみのある茶色に染まる景色が楽しめます。展望デッキから眺めると葦原の中に浮かぶハート形の水面が目を引き、多くのSNS投稿にも登場。写真好きや自然愛好家にはたまらないスポットです。
眺望デッキは駐車場からすぐで、子どもやご年配者でも無理なくアクセス可能。透明度や季節によって違う景色の楽しみ方ができます。

三県境(栃木・群馬・埼玉)

徒歩3歩で三県をまたげる珍スポット。遊歩道に三県境を示す石標&看板が設置され、記念撮影にもぴったりです。2025年3月1日には9周年記念フェアが開催予定で、地元特産品の販売やご当地キャラ登場などがあるため、開業記念日を狙って訪れるのもおすすめです。

恋人の聖地サテライト

「かぞわたらせ」は関東で初めて恋人の聖地に登録された道の駅です。ハート型オブジェや愛の鍵設置、幸せの鐘、フォトフレームなど、カップルで回る楽しみが各所にあり、壁やベンチに刻まれたメッセージも見どころ。プロポーズや二人の記念日に合わせて訪れるカップルも増えています。

3. 注目の施設・グルメ

かぞ市場(直売所)

加須市北川辺地区の新鮮野菜が勢揃い。コシヒカリ米や桃太郎トマト、しいたけなど地元ならではの産品が並びます。季節によってはびわや巨峰、梨などが登場し、訪れるたびに違った品ぞろえの驚きを味わえます。直売所は昼には完売する商品もあるので、午前中の訪問がおすすめです。

さくら食堂とハートカレー

店内で職人が手打ちするそばに加え、見た目にもインパクトある「ハートカレー」は注目のご当地グルメ。カレーソースが赤いハート型に盛られたポークカレーはSNS映えも抜群です。そのほか蕎麦セットや季節メニュー(山菜そば、冷やし中華など)も充実しています。

パン屋「はぁと」

小ぶりながらサクサクのメロンパンが地元で人気。焼きたてをイートイン・テイクアウト両方で楽しめます。パン好きはもちろん、軽食や子どものおやつにもぴったりです。

レンタサイクル&カヌー

遊水地や三県境へ気軽にアクセスできるレンタサイクル(大人用・子ども用あり)。またカヌーは事前予約制で、水辺から大自然を満喫できます。自然ガイド同行プランもあり、初心者でも安心して体験できます。

4. 2024〜2025年の最新イベント情報

道の駅かぞわたらせでは年間を通して多彩なイベントが開催されており、観光だけでなく地元との交流を楽しめるのも大きな魅力です。訪れるタイミングによって出会える催しが異なるため、事前にイベントスケジュールを確認することをおすすめします。

三県境記念フェア

毎年春、三県境登録を記念して「三県境フェア」が開催されます。2026年で10周年を迎え、過去にはご当地キャラクターのステージショー、地域特産品のマルシェ、スタンプラリーなどが実施されました。近年では家族連れにも人気のイベントとなっており、賑わいを見せています。

渡良瀬バルーンレース(冬季)

毎年冬になると、渡良瀬遊水地で熱気球が大空を舞う「バルーンレース」が開催されます。全国からパイロットが集まり、早朝には色とりどりのバルーンが立ち上がる様子は圧巻の一言。道の駅の展望デッキはこのレースの絶景スポットとしても知られ、特にカメラマンや親子連れに人気があります。

夏のメダカフェア・秋の新米フェア

6〜7月には地元産のメダカを展示・即売するユニークな「メダカフェア」が話題。子どもと一緒に観察でき、飼育方法の相談もできます。また、9〜10月の新米シーズンには「新米フェア」として北川辺産コシヒカリの試食やおにぎり販売が行われ、新米の香りを五感で楽しめます。

年間を通じた体験型イベント

  • ヨシ笛づくりワークショップ
  • 道の駅謎解きスタンプラリー
  • 渡良瀬遊水地の自然観察ガイドツアー(事前予約制)

子どもだけでなく、大人でも没頭できる体験が用意されており、単なる物販・飲食の場を超えた「地域参加型の旅」を演出しています。

5. モデルコース&周辺観光プラン

道の駅かぞわたらせの楽しみ方は、日帰りから週末旅行まで幅広くアレンジ可能です。以下に代表的なモデルコースを紹介します。

半日コース(車・電車どちらも対応)

  • 10:00 道の駅到着、展望デッキから遊水地を一望
  • 10:30 三県境を訪れ、記念写真
  • 11:30 「さくら食堂」でハートカレーまたは手打ちそばのランチ
  • 12:30 かぞ市場で地元野菜や特産品をショッピング
  • 13:00 恋人の聖地でフォトスポット巡り&鐘を鳴らす
  • 14:00 出発または併設ベンチで休憩して帰路へ

1日満喫コース(レンタサイクル+自然体験)

  • 9:00 道の駅でレンタサイクルを借り、遊水地周遊コースへ
  • 10:30 三県境・自然観察エリアで写真&休憩
  • 12:00 さくら食堂で地元食材のランチ
  • 13:00 午後はカヌー体験(要予約)またはガイドツアーに参加
  • 15:30 パン屋で焼きたてのメロンパンを購入
  • 16:00 かぞ市場でお土産をまとめ買い
  • 17:00 温浴施設(車で15分の「いちの湯古河店」など)に立ち寄り帰路へ

6. まとめ:なぜ「道の駅かぞわたらせ」が訪れる価値のある場所なのか

この道の駅が特別なのは、単に「休憩する場所」にとどまらず、観光・学び・出会い・感動の要素をすべて含んでいる点にあります。

  • 三県を歩いて渡れるユニークさ
  • 自然の恵みに触れられる食と体験
  • 記憶に残るイベントと風景
  • 恋人や家族と特別な時間を過ごせる場所

2025年は特にイベントが充実しており、季節ごとの訪問でも新しい発見があります。初めて訪れる方も、過去に行った方も、「こんなに進化していたんだ」と驚くことでしょう。旅の目的地として、人生の記憶の一コマとして、ぜひ一度足を運んでみてください。

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